マウスピース矯正の種類とは?全顎・部分の違いや主なブランドの特徴をわかりやすく解説

「マウスピース矯正にはどんな種類があるの?」「自分にはどれが合うんだろう」と気になっていませんか。
マウスピース矯正は、大きく「全顎矯正」と「部分矯正」に分けられ、さらにさまざまなブランドがあります。
それぞれ対応できる範囲や費用、期間が異なるため、自分に合った種類を知ることが大切です。
この記事では、マウスピース矯正の種類を全顎・部分の違いや主なブランドの特徴に分けて解説し、選び方のポイントまで紹介しますので、矯正を検討している方はぜひ参考にしてください。
マウスピース矯正の種類は大きく2つに分けられる
マウスピース矯正にはさまざまなブランドがありますが、対応できる範囲で見ると大きく2つに分けられます。
歯列全体を動かす「全顎矯正」と、前歯など一部を整える「部分矯正」の2種類です。
どちらが向くかは、歯並びの状態や治したい範囲によって変わってきます。
「種類が多くて違いが分かりにくい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
ここではまず、全顎矯正と部分矯正の違いから見ていきます。
全顎矯正(フル矯正)
全顎矯正は、奥歯まで含めて歯列全体を動かすタイプのマウスピース矯正です。
前歯だけでなく奥歯の位置や噛み合わせまで整えられるため、幅広い歯並びに対応しやすいためです。
フル矯正とも呼ばれ、使用するマウスピースの枚数が多く、治療の範囲が広いのが特徴です。
歯並び全体の乱れや噛み合わせのずれが気になる場合は、全顎矯正が選ばれることが多くなります。
「前歯だけでなく全体を整えたい」という方には、全顎矯正が向いていることもあります。
全顎矯正は対応できる範囲が広いため、噛み合わせまでしっかり整えたい方に向いたタイプといえます。
部分矯正
部分矯正は、前歯など気になる一部の歯だけを整えるタイプのマウスピース矯正です。
動かす歯の本数が少なく、治療の範囲が限られているため、費用や期間をおさえやすいためです。
多くは上下の前歯を中心に対応し、奥歯の噛み合わせを大きく変える治療には向いていません。
軽度のすき間や、前歯の小さな乱れが気になるケースでは、部分矯正で対応できることもあります。
「前歯のちょっとした乱れだけ整えたい」という方には、部分矯正が選択肢になりやすいといえます。
部分矯正は手軽に始めやすい一方で対応できる範囲に限りがあるため、適応かどうかは検査で確かめるのが安心です。
マウスピース矯正の主なブランドと特徴
マウスピース矯正には、国内外のさまざまなブランドがあり、それぞれに特徴があります。
対応できる範囲や費用、装置の素材や交換の仕方などが、ブランドによって異なります。
代表的なブランドの特徴を知っておくと、自分に合う種類を考える手がかりになります。
「ブランドが多すぎてどれも同じに見える」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、主なブランドの特徴を一般的な情報として順番に見ていきます。
インビザライン
インビザラインは、世界的に広く使われている代表的なマウスピース矯正のブランドです。
米国のアラインテクノロジー社が提供し、多くの国で長く使われてきた実績があるためです。
専用の3Dスキャナーで歯型を取り、シミュレーションソフトで治療計画を立ててから装置を作るのが特徴です。
部分的な治療から奥歯を含む全顎矯正まで幅広く対応でき、症例に応じた複数のプランが用意されています。
「幅広い歯並びに対応できる種類を知りたい」という方が、選択肢として検討することの多いブランドです。
インビザラインは対応範囲が広く実績も多いため、さまざまな歯並びの治療で検討されやすいブランドといえます。
クリアコレクト
クリアコレクトは、部分矯正から全顎矯正まで対応できるマウスピース矯正のブランドです。
インプラントなどを扱うストローマングループが提供しており、幅広い症例に対応しているためです。
マウスピースが歯ぐきを少し覆うように作られていて、歯との密着感が高いのが特徴とされています。
費用はインビザラインより安価に設定されていることが多く、選びやすさを感じる方もいます。
「全顎にも対応できて、費用もおさえたい」という方が、比較の候補にすることもあるブランドです。
クリアコレクトは対応範囲の広さと費用のバランスが特徴のため、種類を比べるときの選択肢になりやすいといえます。
キレイライン
キレイラインは、前歯を中心とした部分矯正で手軽に始めやすい国内のマウスピース矯正です。
比較的低価格で始められるプランがあり、若い世代を中心に選ばれているためです。
もともとは上下の前歯を中心とした矯正でしたが、近年は全顎に対応するシステムの提供も広がってきています。
通院ごとに歯型を取って装置を作る仕組みで、軽度の歯並びに向いていることが多いとされています。
「まずは費用をおさえて前歯から始めたい」という方が、選択肢に入れることの多いブランドです。
キレイラインは手軽さと費用のおさえやすさが特徴のため、軽度の悩みから検討したい方に向いたブランドといえます。
アソアライナー
アソアライナーは、国内で製造されているマウスピース矯正のブランドのひとつです。
国内で装置を製造するため、作製にかかる期間が短く、治療を比較的早く始めやすいためです。
ソフト・ミディアム・ハードと硬さの違う装置を段階的に交換していくのが特徴で、痛みが出にくいといわれています。
前歯を中心とした部分矯正や、矯正後の後戻りの改善など、軽度のケースに向いていることが多いとされています。
「国内製で早めに始めたい」「痛みが少ない種類が気になる」という方が、選択肢にすることもあります。
アソアライナーは国内製造で痛みが出にくいことが特徴のため、軽度の悩みに取り組みたい方に向いたブランドといえます。
クリアライン・その他の国内ブランド
このほかにも、クリアラインをはじめとした国内のマウスピース矯正のブランドがあります。
近年はマウスピース矯正の人気が高まり、国内でもさまざまなブランドが提供されるようになっているためです。
クリアラインは前歯を中心とした部分矯正に対応し、低価格で始めやすいプランがあるとされています。
ほかにも、お試し的に始めやすいプランや、通院の負担をおさえたプランを用意するブランドなどもみられます。
「まずは手軽に試したい」「費用をおさえて前歯から始めたい」という方が、こうしたブランドを検討することもあります。
国内ブランドはそれぞれ費用や対応範囲に特徴があるため、目的に合わせて比べてみると選びやすくなります。
マウスピース矯正の主なブランドの違いを整理しよう
ブランドが多くて迷うときは、対応範囲・費用・装置の作り方という3つの軸で整理すると違いが見えてきます。
ブランドごとに得意な治療範囲や価格帯、装置を作る仕組みが異なり、この3点をそろえて比べると特徴がつかみやすいためです。
対応範囲で見ると、前歯中心の部分矯正に向くものと、奥歯まで含めた全顎矯正に対応できるものに分かれます。
費用で見ると、前歯中心のものは始めやすい価格帯が多く、全顎に対応するものはその分高めになりやすい傾向があります。
装置の作り方では、海外で精密に製作するものや、国内で早く作れるもの、通院ごとに型を取るものなど違いがあります。
こうした軸でブランドを並べて比べると、自分の希望に近い種類を見つけやすくなります。
海外製と国内製のマウスピース矯正の違い
マウスピース矯正は、海外で製造されるものと国内で製造されるもので、いくつかの違いがあります。
製造する場所によって、装置ができあがるまでの期間や、治療を始められるタイミングが変わることがあるためです。
海外製のものは精密な設計や豊富な実績が強みとされる一方、装置が届くまでに時間がかかることがあります。
国内製のものは装置を比較的早く作りやすく、治療を早めに始められることが特徴とされています。
「できるだけ早く始めたい」「実績の多い種類が安心」など、重視する点によって向くものが変わってきます。
海外製と国内製にはそれぞれよさがあるため、開始までの期間や実績など、自分が重視したい点で比べると選びやすくなります。
通院ありの種類・通院が少ない種類の違い
マウスピース矯正には、定期的な通院を前提とする種類と、通院の負担をおさえた種類があります。
装置の作り方や治療の進め方がブランドによって異なり、通院の頻度にも差が出るためです。
通院ごとに歯型を取って装置を作る種類は通院の回数が増えやすく、まとめて作った装置を自分で交換する種類は通院をおさえやすい傾向があります。
通院が少ない種類は忙しい方に向く一方、経過の確認の機会も減るため、自己管理の大切さは増します。
「あまり通えない」「こまめに診てもらえると安心」など、生活や考え方によって向く種類が変わります。
通院のしやすさは続けやすさに関わるため、自分の生活に合った通院スタイルの種類を選ぶことが大切です。
マウスピース矯正の種類ごとの装着時間・交換頻度の違い
マウスピース矯正は、種類によって装着時間や装置の交換頻度に少しずつ違いがあります。
ブランドごとに推奨される使い方が決められており、それに沿って進めることで計画通りに歯が動くためです。
装着時間は1日20〜22時間ほどが目安となることが多く、交換の頻度は1〜3週間に1回ほどと種類によって幅があります。
交換のたびに少しずつ歯を動かしていくため、決められた装着時間と交換のタイミングを守ることが大切です。
「自分の生活で続けられそうか」を考えるうえで、装着時間や交換頻度の目安を知っておくと判断しやすくなります。
装着時間や交換頻度は種類によって異なるため、続けやすさを考えるときの目安として確認しておくと安心です。
全顎矯正と部分矯正の費用・期間の違い
マウスピース矯正の費用や期間は、全顎矯正か部分矯正かによって大きく変わります。
動かす範囲が広い全顎矯正は費用も期間もかかりやすく、範囲の狭い部分矯正はおさえやすい傾向があります。
矯正は保険のきかない自由診療のため、ブランドや医療機関によっても料金は異なります。
「種類によってどのくらい違うんだろう」と気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、全顎矯正と部分矯正の費用・期間の目安を見ていきます。
全顎矯正の費用・期間の目安
全顎矯正は、奥歯まで動かすぶん、費用も期間もかかりやすい傾向があります。
治療の範囲が広く、使用するマウスピースの枚数も多くなるため、その分だけ費用や期間が増えやすいためです。
費用はおおむね40万〜100万円ほど、期間は1〜3年程度が一つの目安とされています。
歯を大きく動かしたり抜歯をともなったりするケースでは、さらに費用や期間がかかることもあります。
「全体を整えたいけれど費用も気になる」という方は、総額に何が含まれるかを確認しておくと安心です。
全顎矯正は範囲が広いぶん費用や期間がかかりやすいため、見通しを確かめたうえで検討するのがおすすめです。
部分矯正の費用・期間の目安
部分矯正は、前歯など限られた範囲を整えるため、費用や期間をおさえやすいのが特徴です。
動かす歯の本数が少なく、使用する装置の枚数も少なめで済むことが多いためです。
軽度のケースでは、数か月ほどの短い期間で整うこともあり、費用も全顎矯正より安めになりやすい傾向があります。
ただし、対応できるのは前歯を中心とした軽度の歯並びが中心で、噛み合わせまで大きく変える治療には向きません。
「気になる前歯だけ短期間で整えたい」という方には、部分矯正が向いていることもあります。
部分矯正は費用や期間をおさえやすい一方で対応範囲に限りがあるため、適応かどうかを検査で確かめるのが安心です。
マウスピース矯正の種類によって対応できる症例は変わる
マウスピース矯正は、種類によって対応できる症例が異なります。
ブランドごとに動かせる範囲や得意な治療が違い、すべての歯並びにどの種類でも対応できるわけではないためです。
前歯12本を中心とした部分矯正タイプは軽度の乱れに向く一方、奥歯まで動かす全顎タイプは幅広い症例に対応しやすい傾向があります。
また、骨格のずれが大きい、歯を大きく動かす必要がある、抜歯をともなうといった難しい症例は、マウスピース矯正だけでは対応できないこともあります。
こうしたケースでは、ワイヤー矯正やミニスクリューを使った方法がすすめられる場合もあるでしょう。
種類によって対応できる症例が変わるため、自分の歯並びに合う種類かどうかは検査で確かめることが大切です。
マウスピース矯正の種類の選び方
マウスピース矯正の種類は数が多く、どれを選べばよいか迷う方も少なくありません。
選び方のポイントは、目指すゴール、費用や期間、対応できる症例、そして続けやすさの4つに整理できます。
これらを順番に考えていくと、自分に合う種類が見えてきやすくなります。
「結局どうやって選べばいいの」と感じている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、種類を選ぶときの4つのポイントを見ていきます。
目指す歯並びのゴールで選ぶ
種類選びでまず大切なのは、どんな歯並びを目指したいかというゴールを決めることです。
目指す仕上がりによって、全顎矯正と部分矯正のどちらが向くかが変わってくるためです。
前歯の軽い乱れだけを整えたいのか、奥歯の噛み合わせまで含めて全体を整えたいのかで、選ぶ種類が変わります。
ゴールがはっきりしていると、必要な治療範囲が見え、適したブランドやプランも絞り込みやすくなります。
「どこをどう変えたいのか」をあらかじめ考えておくと、相談のときにも希望を伝えやすくなります。
まずは目指す歯並びのゴールを決めることが、自分に合った種類を選ぶ出発点になります。
費用・期間・通院のしやすさで選ぶ
費用や期間、通院のしやすさも、種類を選ぶうえで大切なポイントです。
ブランドや治療範囲によって費用や期間、通院の頻度が異なり、続けやすさに影響するためです。
全顎矯正は費用や期間がかかりやすく、部分矯正はおさえやすいなど、種類によって負担の大きさが変わります。
通院のしやすさや支払い方法、生活との両立のしやすさも、無理なく続けるうえで確認しておきたい点です。
「費用をおさえたい」「通院の負担を減らしたい」など、自分が重視したい条件を整理しておくと比べやすくなります。
費用・期間・通院のしやすさを比べておくと、続けやすい種類を選びやすくなります。
適応・対応症例で選ぶ
自分の歯並びがその種類で対応できるか、適応や対応症例で選ぶことも欠かせません。
どんなに気に入った種類でも、自分の症例に対応していなければ、十分な結果につながらないためです。
前歯中心の部分矯正タイプでは難しい歯並びも、全顎タイプなら対応できることがあるなど、種類で適応が異なります。
骨格が関わる、歯を大きく動かす必要があるといったケースでは、マウスピース矯正以外の方法が向くこともあります。
「見た目や費用で選んだけれど対応していなかった」とならないよう、適応の確認は欠かせません。
種類ごとの適応は自己判断が難しいため、検査をもとに歯科医師と相談して選ぶことが大切です。
生活スタイルや続けやすさで選ぶ
自分の生活スタイルや続けやすさに合うかという視点も、種類選びでは大切です。
マウスピース矯正は毎日の装着や交換、ケアを自分で続ける必要があるため、生活に無理なく取り入れられるかが結果に影響するためです。
通院の頻度や1回の通院時間、装着時間の目安などが、仕事や学校、家庭の予定と両立できるかを考えておくとよいでしょう。
外食や出張が多い方は取り外しや管理のしやすさ、忙しい方は通院の少なさなど、重視したい点は人によって異なります。
「続けられそうか不安」という方も、生活に合った種類を選ぶことで無理なく取り組みやすくなります。
続けやすさは治療の結果にも関わるため、自分の生活スタイルに合うかどうかも種類選びの大切な基準になります。
マウスピース矯正の種類を選ぶときの注意点
マウスピース矯正の種類を選ぶときは、見た目や費用だけで決めないことが大切です。
安さや手軽さだけで選ぶと、自分の症例に合わず、思った結果につながらないことがあるためです。
前歯の部分矯正タイプは費用をおさえやすい一方、奥歯や噛み合わせの問題には対応できないことがあります。
また、補助的な処置や保定装置の費用が基本料金に含まれているかなど、総額の内訳もブランドによって異なります。
「安いと思って始めたら追加費用がかかった」とならないよう、含まれる内容まで確認しておくとよいでしょう。
種類選びは費用だけでなく適応や総額もふまえて考えることが大切なため、検査と説明をもとに判断するのが安心です。
子どものマウスピース矯正の種類
マウスピース矯正には、子どもの成長に合わせて使うタイプの種類もあります。
成長期の子どもは、あごの発達を利用して歯並びを整えられることから、大人とは異なる目的の装置が用意されているためです。
ブランドによっては、子ども向けのプランや、成長に合わせて使う装置を備えているものもあります。
子どもの矯正は、永久歯が生えそろう前の時期と、生えそろってからの時期で、適した方法が変わってきます。
「子どもにマウスピース矯正を考えている」という方は、年齢や歯の生え変わりの状況に合う種類を相談するとよいでしょう。
子どもの矯正は時期によって適した種類が変わるため、早めに歯科医師に相談して方針を確かめておくと安心です。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いも知っておこう
種類を選ぶときは、マウスピース矯正だけでなく、ワイヤー矯正との違いも知っておくと役立ちます。
マウスピース矯正で対応が難しい歯並びは、ワイヤー矯正のほうが向いていることもあるためです。
ワイヤー矯正は装置が目立ちやすい一方、幅広い症例に対応でき、抜歯や大きな移動をともなう治療にも向いています。
マウスピース矯正は目立ちにくく取り外せる手軽さがある一方、対応できる症例には限りがあります。
「マウスピースにこだわっていたけれど、自分にはワイヤーが合っていた」というケースもみられます。
両方の違いを知っておくことで、種類の選択肢が広がり、自分に合った方法を選びやすくなります。
マウスピース矯正の種類は途中で変えられる?
マウスピース矯正の種類を途中で変えたくなった場合、状況によっては変更できることもあります。
治療の進み具合や歯並びの状態によって、別の種類や方法に切り替えたほうがよいと判断されることがあるためです。
マウスピース矯正だけでは対応が難しいと分かった場合に、ワイヤー矯正などへ切り替えるケースもあります。
ただし、種類を変えると装置を作り直すことになり、追加の費用や期間がかかることもあるため注意が必要です。
「合わなかったらどうしよう」と不安な方は、変更が必要になったときの対応や費用を事前に確認しておくと安心です。
途中での変更ができるかは状況によって変わるため、始める前に変更時の対応を聞いておくと安心して取り組めます。
マウスピース矯正の種類を選んで治療を始めるまでの流れ
マウスピース矯正は、相談から検査、種類の決定を経て治療を始める流れで進みます。
自分に合う種類を選ぶには、口の中の状態を詳しく調べ、適応を見極める段階が欠かせないためです。
はじめにカウンセリングで希望を伝え、レントゲンや口腔内スキャンなどの検査を受けて、適した種類やプランを相談します。
治療計画と種類が決まったら装置を作製し、装着と交換を続けながら歯を動かしていく流れになります。
「いきなり種類を決めるのは不安」という方も、検査と相談を経て決められるので、納得してから始められます。
種類は検査と相談を経て決めていく流れのため、まずはカウンセリングで自分に合う方法を相談してみるのがおすすめです。
マウスピース矯正の種類選びでよくある失敗と対策
マウスピース矯正の種類選びでは、いくつかのよくある失敗があるため、対策を知っておくと安心です。
種類が多く違いが分かりにくいぶん、費用や見た目だけで選んでしまいやすいためです。
よくあるのは、安さで選んで自分の症例に合わなかった、追加費用を確認していなかった、対応範囲を誤解していた、といった失敗です。
こうした失敗は、検査で適応を確かめる、総額の内訳を聞く、対応範囲を確認する、といった準備で防ぎやすくなります。
「種類選びで後悔したくない」という方は、気になる点を事前に質問してから決めると安心しやすくなります。
よくある失敗とその対策を知っておくことで、自分に合った種類を落ち着いて選びやすくなります。
マウスピース矯正の種類によって痛みは違う?
マウスピース矯正の痛みの感じ方は、種類によって多少の違いがあるとされています。
装置の硬さや一度に動かす量、力のかけ方がブランドによって異なり、それが痛みの感じ方に関わるためです。
硬さの違う装置を段階的に使う種類や、弱い力で少しずつ動かす種類など、進め方には違いがあります。
ただし、マウスピース矯正は全体的に弱い力で少しずつ動かすため、強い痛みは出にくいといわれています。
「痛みが心配」という方は、痛みの出にくさを重視して種類を選ぶのもひとつの考え方です。
痛みの感じ方には個人差や種類による違いがあるため、気になる場合は事前に歯科医師に相談しておくと安心です。
マウスピース矯正の種類と保定(後戻り対策)の関係
どの種類のマウスピース矯正でも、治療後には後戻りを防ぐ保定が必要になります。
動かしたばかりの歯は元の位置に戻ろうとする性質があり、保定をしないと歯並びが崩れることがあるためです。
全顎矯正でも部分矯正でも、整えた歯並びを保つために保定装置を一定期間使うのが一般的です。
保定にかかる費用や期間がプランに含まれているかは種類によって異なるため、確認しておくと安心です。
「治療が終わればすぐ完了」と思っていた方も、保定までが治療の一部だと知っておくと戸惑わずに済みます。
種類を選ぶときは保定まで含めて考えることが大切なため、後戻り対策の内容も確かめておくとよいでしょう。
マウスピース矯正の種類と治療後のメンテナンス
マウスピース矯正は、種類にかかわらず、治療後のメンテナンスも大切になります。
整えた歯並びを長く保つには、保定とあわせて、定期的なチェックやケアを続けることが欠かせないためです。
治療後も、後戻りがないか、口の中に問題がないかを定期的に確認してもらうと安心です。
保定装置の使い方や通院の頻度は種類や医療機関によって異なるため、治療後の流れも事前に聞いておくとよいでしょう。
「治療が終わったら通わなくていい」と思っていた方も、メンテナンスまで見据えておくと長く良い状態を保てます。
治療後のメンテナンスまで考えて種類を選んでおくと、整えた歯並びを長く保ちやすくなります。
自分に合うマウスピース矯正の種類を選ぶための医療機関の選び方
自分に合う種類を選ぶには、どの医療機関で相談するかも大切なポイントです。
検査にもとづいて適した種類を提案し、違いをわかりやすく説明してくれるかが、納得のいく選択につながります。
ブランド名や費用だけで選ぶと、自分の症例に合わない種類を選んでしまうこともあります。
「どこで相談すれば自分に合う種類が分かるの」と迷う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、医療機関を選ぶときに確認しておきたいポイントを整理していきます。
検査・診断にもとづいて種類を提案してくれるか
医療機関を選ぶときは、検査と診断にもとづいて自分に合う種類を提案してくれるかをまず確認しましょう。
マウスピース矯正は種類によって適応が異なり、検査をもとに見極めないと適した種類を選びにくいためです。
レントゲンや口腔内スキャンなどで歯並びや噛み合わせを詳しく調べてもらえると、対応できる種類が判断しやすくなります。
歯科治療では、事前に十分な説明を受けて納得したうえで進めることや、必要に応じてセカンドオピニオンや自治体の医療相談窓口を利用することがすすめられています[1]。
「このブランドありき」ではなく、検査をもとに合う種類を考えてくれるかどうかも大切な見極めです。
検査と診断にもとづいて種類を提案してくれる医療機関を選ぶと、自分に合った治療を安心して始めやすくなります。
種類ごとの違いや費用を説明してくれるか
種類ごとの違いや費用を、わかりやすく説明してくれるかも確認しておくと安心です。
ブランドによって対応範囲や費用、総額に含まれる内容が異なり、これらの説明が選択に欠かせないためです。
全顎か部分か、補助的な処置や保定の費用が含まれるかなど、総額の内訳まで聞いておくと納得して選びやすくなります。
実際に、歯科医院での医療サービスをめぐる相談は公的機関にも寄せられており、契約内容や費用を慎重に確認することが大切だとされています[2]。
「あとから費用や対応範囲で困りたくない」という方は、種類ごとの違いまで聞いておくと心強く感じられます。
違いや費用をていねいに説明してくれる医療機関を選ぶと、納得して種類を選びやすくなります。
マウスピース矯正の種類に関するよくある質問
Q:マウスピース矯正にはどんな種類がありますか?
A:対応できる範囲で見ると、奥歯まで動かす「全顎矯正」と、前歯など一部を整える「部分矯正」の2つに分けられます。
さらに、インビザラインやクリアコレクト、キレイライン、アソアライナーなど、さまざまなブランドがあります。
それぞれ対応範囲や費用、装置の特徴が異なるため、目的に合わせて選ぶことが大切です。
Q:種類によって治せる歯並びは変わりますか?
A:はい、種類によって対応できる症例は変わります。
前歯中心の部分矯正タイプは軽度の乱れ向き、全顎タイプは幅広い症例に対応しやすい傾向があります。
骨格が関わる難しい症例は、マウスピース矯正以外の方法が向く場合もあるでしょう。
Q:どの種類が一番安いですか?
A:一般的には、前歯を中心に整える部分矯正タイプが費用をおさえやすい傾向があります。
動かす範囲が狭く、装置の枚数も少なめで済むことが多いためです。
ただし安さだけで選ぶと自分の症例に合わないこともあるため、適応を含めて検討することが大切です。
Q:種類によって治療期間は変わりますか?
A:はい、種類や治療範囲によって期間は変わります。
前歯中心の部分矯正は数か月で整うこともあり、奥歯まで動かす全顎矯正は1〜3年ほどかかることが多いです。
正確な期間は検査でわかるため、事前に確認しておくと安心です。
Q:種類はどうやって選べばいいですか?
A:目指す歯並びのゴール、費用や期間、対応できる症例、続けやすさを軸に考えると選びやすくなります。
特に、自分の歯並びがその種類で対応できるかは、検査をもとに見極めることが欠かせません。
見た目や費用だけで決めず、歯科医師に相談して選ぶと安心です。
まとめ
マウスピース矯正の種類は、対応範囲で見ると「全顎矯正」と「部分矯正」の2つに大きく分けられます。
さらに、インビザラインやクリアコレクト、キレイライン、アソアライナーなど、さまざまなブランドがあり、対応範囲や費用、装置の特徴が異なります。
全顎矯正は費用が40万〜100万円ほど、期間は1〜3年程度が目安で、部分矯正はそれより費用や期間をおさえやすい傾向があります。
種類によって対応できる症例が変わるため、自分の歯並びに合うかは検査で見極めることが欠かせません。
選ぶときは、目指すゴール・費用や期間・適応・続けやすさを軸に、見た目や費用だけで決めないことが大切です。
歯科治療では、事前に十分な説明を受け、必要に応じてセカンドオピニオンや自治体の医療相談窓口も活用しながら、納得して進めることがすすめられます[1]。
自分に合う種類を知るために、まずは検査を受けて歯科医師に相談してみてください。
参考文献
[1] 独立行政法人 国民生活センター「歯科インプラント治療で思わぬ被害(消費者トラブル解説集)」
https://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2012_57.html
[2] 独立行政法人 国民生活センター「医療・美容医療(相談)」
https://www.kokusen.go.jp/t_box/t_box-faq/g-1.html
※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、医療アドバイスではありません。
治療に関しては必ず歯科医師にご相談ください。
※効果・効能の現れ方や治療経過には個人差がございます。
※歯科医師の判断により治療を受けられない場合があります。