口臭外来とは?検査内容・費用・口臭の原因と受診の目安をわかりやすく解説

「自分の口臭が気になる」「人から指摘されて不安になった」という経験はありませんか。
口臭外来は、口臭の原因を専門的な検査で調べ、その原因に合わせて対処していく外来です。
口臭にはいくつかの種類や原因があり、自己流のケアでは改善しにくいこともあるため、原因を正しく知ることが大切になります。
この記事では、口臭外来でわかることや検査・治療の内容、費用や保険、口臭の原因や受診の目安までまとめましたので、口臭が気になる方はぜひ参考にしてください。
口臭外来とは?まず知っておきたい基本
口臭外来とは、口臭の原因を専門的な検査で調べ、その原因に合わせて対処していく外来です。
口臭にはいくつかの原因があり、原因によって対処法が変わるため、まず原因を特定することが大切になります。
口臭を数値で測ったり、唾液や口の中の状態を調べたりして、原因を見極めていきます。
「口臭外来ってどんなところなの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
まずは、口臭外来の基本的な役割から見ていきます。
口臭の原因を専門的に調べる外来
口臭外来は、口臭の原因を専門的に調べて、その原因に合わせた対処につなげる外来です。
口臭は原因によって対処法がまったく異なるため、まず原因をはっきりさせることが改善の第一歩になるためです。
口臭を数値で測る検査や唾液の検査、口の中や歯ぐきの状態の確認などを組み合わせ、原因を見極めていきます。
自己流のケアだけでは原因に合わず、かえって改善しにくいこともあるため、専門的に調べる意味があります。
「何が原因か分からないまま不安」という方にとって、原因を客観的に確かめられることは安心につながります。
口臭外来は原因を専門的に調べる外来のため、自己判断に頼らず原因に合った対処を進められる点に意味があります。
一般の歯科治療との違い
口臭外来は、虫歯や歯周病を治す一般の歯科治療とは目的が少し異なります。
一般の歯科治療が個々の病気の治療を目的とするのに対し、口臭外来は口臭の原因を特定して改善することを目的とするためです。
口臭外来では、口臭を数値で測ったり唾液の状態を調べたりと、口臭に特化した検査が行われることがあります。
もちろん、検査で虫歯や歯周病が見つかれば、その治療も口臭の改善につながる大切な対処になります。
「普通の歯医者と何が違うの?」と感じる方も、口臭の原因を専門的に診る点が特徴だと知っておくとよいでしょう。
口臭外来は口臭の原因特定と改善に重点を置く点で一般の歯科治療と異なるため、目的に合わせて選ぶことが大切です。
口臭の主な種類
口臭は、大きくいくつかの種類に分けられます。
誰にでもある生理的口臭、病気が原因の病的口臭、実際には強く臭っていないのに気になってしまう心理的口臭などです[2]。
種類によって原因や対処が変わるため、自分の口臭がどれにあたるかを知ることが大切です。
「自分の口臭はどのタイプなの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、口臭の主な種類を見ていきます。
生理的口臭
生理的口臭は、健康な人でも起こる、誰にでもある口臭です。
起床直後や空腹時、緊張時などに唾液の分泌が減ると、口の中の細菌が増えてにおいが強まるためです。
朝起きたときや、お腹がすいているとき、ストレスや緊張を感じているときなどに一時的に強くなることがあります。
生理的口臭は時間の経過や水分補給、歯みがきなどで軽くなることが多く、過剰に心配する必要はないとされています。
「朝の口臭が気になる」という方も、多くは生理的なもので、生活習慣の見直しでやわらぐことがあります。
生理的口臭は誰にでもある一時的な口臭のため、基本的なケアや生活習慣の工夫でやわらげていけるものです。
病的口臭
病的口臭は、口の中や体の病気が原因で起こる口臭です。
病的口臭の多くは口の中に原因があり、歯周病や虫歯、舌の汚れなどがにおいのもとになります。
病的口臭の90%以上は口の中に原因があるとされ、歯周病やむし歯、歯石、舌苔、唾液の減少などが挙げられます[3]。
口臭の多くは口の中の細菌がタンパク質を分解して生じる物質によるもので、歯周病や舌の汚れが大きく関わるとされています[1]。
まれに、鼻やのど、消化器などの病気が関わることもあるため、原因に応じた適切な対処が必要になります。
病的口臭は病気が原因の口臭のため、原因となる病気を治療することで、においの改善につながるとされています[3]。
心理的口臭(自臭症)
心理的口臭は、検査では口臭がないのに、自分は口臭があると思い込んでしまう状態です。
強いストレスや不安などから、他人のしぐさを「自分の口臭のせいだ」と感じてしまうことがあるためです[2]。
口臭恐怖症や自臭症とも呼ばれ、検査をしても問題がないのに、社会生活に支障が出るほど気にしてしまうことがあります。
この場合は、においそのものよりも、カウンセリングなどで口臭への不安をやわらげていく対応が中心になります。
「人に嫌がられている気がする」とつらく感じている方も、まずは検査で客観的に確かめることが安心につながります。
心理的口臭は思い込みが関わる状態のため、検査で現状を知り、不安に寄り添う対応を受けることが大切です。
口臭の主な原因
口臭の原因の多くは、口の中にあるとされています[1]。
舌の汚れである舌苔、歯周病や虫歯、唾液の減少などが代表的な原因です。
口の中の細菌がタンパク質を分解してにおいの物質を作るため、口の中の状態が口臭に大きく関わります[1]。
「自分の口臭は何が原因なの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、口臭の主な原因を見ていきます。
舌の汚れ(舌苔)
口臭の大きな原因の一つが、舌の表面につく汚れである舌苔です。
舌苔には細菌や古くなった細胞、食べかすなどが含まれ、これらが分解されてにおいの物質が作られるためです。
口臭の原因のうち、歯周病とともに舌苔が大きな割合を占め、においの物質は舌苔から多く作られるとされています[1]。
白っぽい、または黄色っぽい舌の汚れが目立つ場合は、舌苔が口臭に関わっていることがあります。
「舌が白いのが気になる」という方も、舌のケアによって口臭がやわらぐことがあると知っておくとよいでしょう。
舌苔は口臭の大きな原因の一つのため、舌の状態を確かめ、適切にケアすることが口臭の改善につながります。
歯周病や虫歯
歯周病や虫歯も、口臭の代表的な原因です。
歯周病や虫歯があると、細菌のかたまりである歯垢や歯石がたまり、においの物質が作られやすくなるためです。
とくに歯周病は口臭と関わりが深く、進行すると歯ぐきの炎症や膿によって強いにおいが出ることがあります。
病的口臭の多くは口の中に原因があり、歯周病や虫歯の治療によって口臭が減ることがあるとされています[3]。
「歯みがきしても口臭が気になる」という方は、歯周病や虫歯が隠れていることも考えられます。
歯周病や虫歯は口臭の大きな原因のため、これらを検査で見つけて治療することが口臭の改善につながります。
唾液の減少・ドライマウス
唾液の減少やドライマウスも、口臭の原因になります。
唾液には口の中を洗い流したり細菌の増殖をおさえたりする働きがあり、減ると細菌が増えてにおいが強まるためです。
加齢や口呼吸、ストレス、薬の影響などで唾液が減ると、口の中が乾いてにおいが出やすくなることがあります。
緊張時や起床直後に口臭が強まるのも、唾液が減って細菌が増えやすくなることが関わっています。
「口が乾きやすい」という方も、水分補給や唾液を促す習慣で口臭がやわらぐことがあると知っておくとよいでしょう。
唾液の減少は口臭につながりやすいため、口の乾きが気になる場合は唾液を保つ工夫を取り入れることが役立ちます。
口臭外来でわかること・検査の内容
口臭外来では、複数の検査を組み合わせて口臭の原因を調べます。
いつどんなときに気になるかを聞く問診、においを数値で測る口臭測定、唾液や口の中・歯ぐきの検査などが行われます。
これらを組み合わせることで、口臭があるかどうかや、その原因を客観的に見極めていきます。
「どんな検査をするの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、口臭外来で行われる主な検査を見ていきます。
問診(いつ・どんなときに気になるか)
口臭外来ではまず、いつ・どんなときに口臭が気になるかをくわしく聞く問診が行われます。
口臭が出るタイミングや状況によって、原因をある程度しぼり込むことができるためです。
いつから気になるか、どんなときに強まるか、食事や生活習慣、服用している薬などについてもたずねられます。
朝だけ気になるのか、一日中続くのか、人から指摘されたのかなどの情報が、原因を探る手がかりになります。
「うまく説明できるか不安」という方も、気になることをそのまま伝えるだけで十分です。
問診は原因をしぼり込むための大切な第一歩のため、気になる状況をできるだけ具体的に伝えることが役立ちます。
口臭の測定(においを数値で確認)
口臭外来では、においを数値で測る口臭測定が行われることがあります。
口臭は主観で判断しにくく、機器で測ることで、においの程度を客観的に確かめられるためです。
専用の機器でにおいのもととなる成分を測り、口臭があるかどうかや、その程度を数値として確認します。
数値で確かめられることで、実際に口臭があるのか、気にしすぎなのかを冷静に把握しやすくなります。
「本当に臭っているのか分からない」という方にとって、数値で確認できることは大きな安心につながります。
口臭測定はにおいを客観的に確かめられる検査のため、自分の口臭の状態を正しく知るうえで役立ちます。
唾液検査・口腔内や歯周病の検査
口臭外来では、唾液の検査や、口の中・歯ぐきの状態を調べる検査も行われます。
唾液の量や口の中の汚れ、歯周病や虫歯の有無が、口臭の原因と深く関わっているためです。
唾液の量や性質を調べたり、舌の状態を確認したり、レントゲンや歯周病の検査で口の中の状態を調べたりします。
これらの検査で虫歯や歯周病などの原因が見つかれば、その治療が口臭の改善につながっていきます。
「どこに原因があるのか知りたい」という方にとって、口の中を総合的に調べることは原因の特定に役立ちます。
唾液や口の中の検査は口臭の原因を見つけるために欠かせないため、複数の検査を組み合わせて調べることが大切です。
口臭外来の治療・対処の流れ
口臭外来では、検査で原因を調べてから、その原因に合わせて対処していく流れが一般的です。
口臭は原因によって対処法が異なるため、まず検査で原因を特定してから進めることが大切なためです。
初回にカウンセリングと検査を行って原因を調べ、その結果にもとづいて治療やケアの方針を決め、必要に応じて再検査で改善を確認していきます。
再診では、もう一度口臭を測定して変化を確かめたり、その後の様子を見ながら対処を続けたりすることがあります。
「一度で終わるの?」と気になる方もいますが、原因や状態によっては数回に分けて経過を見ていくケースもあるでしょう。
口臭外来は検査から対処、確認へと段階的に進むため、流れを理解したうえで取り組むことが改善につながります。
口臭外来で行う治療・対処の内容
口臭外来で行う対処は、原因によってさまざまです。
口臭の原因が口の中の汚れや病気、唾液の減少、心理的な要因など多岐にわたるため、それぞれに合った対処が必要なためです。
歯周病や虫歯が原因なら、その治療や歯石除去、専門的なクリーニング、舌の汚れには舌のケアの指導などが行われます。
唾液が少ない場合は唾液を促すケアや生活習慣の見直し、心理的口臭の場合はカウンセリングなどの対応がとられることがあります。
「どんな対処をするの?」と気になる方も、原因に応じて方法が選ばれると知っておくと見通しが立ちやすくなります。
口臭外来の対処は原因ごとに異なるため、検査で原因をはっきりさせ、それに合った方法を選ぶことが改善につながります。
口臭外来の費用の目安
口臭外来の費用は、検査や治療の内容によって変わり、自費の部分が中心になります。
口臭測定や唾液検査などの専門的な検査は保険がきかないことが多く、自由診療になるためです。
一例として、初回の検査で2万円程度、再診で1万円ほどかかるケースがあるとされ、歯科医院や内容によって費用は異なります。
口臭をおさえるためのケア用品を継続して使う場合などは、別途費用がかかることもあります。
「思っていたより費用がかかった」とならないよう、検査や治療の費用を事前に確認しておくことが大切です。
口臭外来の費用は内容によって変わるため、何にいくらかかるかを事前に確認したうえで受けることが安心につながります。
口臭外来は保険適用される?
口臭外来は、検査や治療の内容によって、保険適用となる部分と自費の部分があります。
虫歯や歯周病の検査・治療は保険の対象になる一方、口臭測定などの専門的な検査は自費になることが多いためです。
口臭の原因を調べるための歯周病検査やレントゲン、虫歯の治療などは保険診療の範囲で行われることがあります。
一方で、においを数値で測る口臭測定や唾液検査、口臭に特化したコースなどは、自由診療として自費になるのが一般的です。
「どこまで保険がきくの?」と気になる方は、保険と自費の範囲を事前に確認しておくとよいでしょう。
口臭外来は保険と自費が混在することがあるため、どの部分が保険でどの部分が自費かを確認しておくことが大切です。
口臭外来を受診したほうがいい人
口臭外来の受診が向いているのは、口臭が気になり、自分では原因や改善法が分からない方です。
口臭は原因によって対処が異なり、原因が分からないままでは適切なケアにつなげにくいためです。
歯みがきをしても口臭が気になる、人から指摘された、口臭が強く気になって生活に影響している、といった場合は受診を考えてもよいでしょう。
病的口臭は原因となる病気を治療することで改善が期待できるとされ、まずは原因を調べることがすすめられています[3]。
「気にしすぎかもしれない」という方も、検査で口臭があるかを客観的に確かめられる点に受診する意義があります。
口臭の原因が分からず悩んでいる方は、検査で原因を確かめられる口臭外来の受診を考えてみるとよいでしょう。
市販の口臭ケア商品との違い
市販の口臭ケア商品と口臭外来は、目的や役割が異なります。
市販品はにおいを一時的にやわらげるものが中心で、口臭の原因そのものを調べたり治したりするわけではないためです。
マウスウォッシュやガム、スプレーなどは手軽ににおいをおさえられますが、原因が口の中の病気にある場合は根本的な改善にはつながりにくいといえます。
場合によっては、原因に合わないケアを続けることで、かえって改善が遠のいてしまうこともあります。
「市販品でなかなか良くならない」という方は、原因を調べる口臭外来が向いているかもしれません。
市販品は一時的なケア、口臭外来は原因の特定と対処という違いがあるため、目的に応じて使い分けることが大切です。
自分でできる口臭対策
口臭が気になるときは、自分でできる対策から取り入れていくこともできます。
舌のケアや、歯みがき・フロスでのていねいな清掃、水分補給や唾液を促す習慣などが基本になります。
これらは生理的口臭をやわらげたり、口の中を清潔に保ったりするのに役立ちます。
「まず自分で何かできることはある?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、自分でできる口臭対策を見ていきます。
舌のケア
自分でできる口臭対策として、舌の汚れ(舌苔)をケアすることが挙げられます。
舌苔は口臭の大きな原因の一つで、適切にケアすることでにおいをやわらげやすくなるためです。
舌専用のブラシやクリーナーを使い、舌の奥から手前にやさしく動かして、汚れを無理なく落とします。
ただし、強くこすりすぎると舌を傷つけることがあるため、力を入れすぎず、1日1回程度を目安に行うとよいとされています。
「舌が白いのが気になる」という方も、やさしいケアを続けることで舌苔をためにくくできます。
舌のケアは口臭対策の基本の一つのため、やさしく無理のない方法で続けることが口臭の予防に役立ちます。
歯みがき・フロスでの清掃
歯みがきやフロスでのていねいな清掃も、口臭対策の基本です。
口臭の原因の多くは口の中の汚れや細菌にあり、これらを減らすことがにおいの予防につながるためです。
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間や歯ぐきのきわの汚れまで落とすことが大切です。
汚れがたまりやすい部分を清潔に保つことで、歯周病や虫歯の予防にもなり、口臭の予防にもつながります。
「しっかり磨いているつもり」という方も、フロスを取り入れると落とせる汚れが増えることがあります。
歯みがきやフロスでの清掃は口の中を清潔に保つ基本のため、毎日ていねいに続けることが口臭の予防に役立ちます。
水分補給・唾液を促す習慣
水分補給や唾液を促す習慣も、口臭対策として大切です。
唾液には口の中を清潔に保つ働きがあり、減ると細菌が増えてにおいが強まりやすくなるためです。
こまめに水分をとる、よく噛んで食べる、口の体操をするなどで唾液の分泌を促し、口の乾きをやわらげます。
口呼吸が多い方は口が乾きやすいため、鼻で呼吸することを意識すると、口の乾燥をおさえやすくなります。
「口が乾きやすい」という方も、こうした習慣を取り入れることで口臭がやわらぐことがあります。
水分補給や唾液を促す習慣は口の乾きをやわらげるため、口臭の予防として日々の生活に取り入れると役立ちます。
口臭外来でよくある誤解
口臭外来には、いくつかのよくある誤解があります。
口臭はデリケートで人に相談しにくいテーマのため、断片的なイメージから誤解が生じやすいためです。
「口臭外来は特別な人が行くところ」「行けばすぐ治る」「気にしているのは自分だけ」といった理解は、実際とは異なることがあります。
実際には、口臭外来は気になる人が気軽に相談できる場で、原因に応じて段階的に対処していくところです。
また、検査の結果、強い口臭はなく気にしすぎだったと分かるケースもあり、それ自体が安心につながることもあります。
口臭外来には誤解が生じやすいため、思い込みだけで判断せず、まずは相談して正しく知ることが大切です。
口臭外来を受診する前に知っておきたいこと
口臭外来を受診する前には、いくつかの点を知っておくと安心して臨めます。
口臭外来は自費の部分があり、検査や対処が段階的に進むことも多いため、事前に知っておくと見通しが立つためです。
検査や治療の費用、保険と自費の範囲、何回くらい通う見込みか、当日の流れなどを確認しておくとよいでしょう。
受診の際は、いつ口臭が気になるか、どんなケアをしているか、服用中の薬などをメモしておくと、問診がスムーズになります。
「緊張する」「恥ずかしい」と感じる方も、口臭外来は同じ悩みの相談を受け慣れている場だと知っておくと臨みやすくなります。
口臭外来は事前に知っておきたい点があるため、費用や流れを確認し、気になることを整理してから臨むことが安心につながります。
口臭外来・歯科医院を選ぶときのポイント
口臭外来を受けるときは、口臭にしっかり向き合える歯科医院を選ぶことが大切です。
口臭測定などの検査体制が整っているか、原因や費用をていねいに説明してくれるかが見極めのポイントになります。
口臭はデリケートな悩みのため、安心して相談できる雰囲気かどうかも大切な要素です。
「どこに相談すればいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、口臭外来や歯科医院を選ぶときのポイントを見ていきます。
口臭測定などの検査体制が整っているか
歯科医院を選ぶときは、口臭測定などの検査体制が整っているかをまず確認したいところです。
口臭は主観では判断しにくく、においを数値で測ったり原因を調べたりする検査が、適切な対処の土台になるためです。
口臭を数値で測る機器や、唾液検査、歯周病などの検査を組み合わせて原因を調べられる体制があると安心です。
原因をていねいに調べてくれる歯科医院であれば、思い込みではなく、客観的な結果にもとづいて対処を進めやすくなります。
「ちゃんと調べてもらえるのかな」と気になる方は、どんな検査ができるかを事前に確認しておくとよいでしょう。
検査体制が整った歯科医院を選ぶことが、口臭の原因を正しく知り、適切な対処につなげる第一歩になります。
原因や費用をていねいに説明してくれるか
口臭の原因や費用について、ていねいに説明してくれるかも確認しましょう。
口臭外来は自費の部分があり、検査や対処が段階的に進むため、原因や費用まで含めて説明を受けることが納得につながるためです。
検査でわかった原因、対処の方針、費用の内訳、保険と自費の範囲などを分かりやすく伝えてくれる歯科医院は信頼しやすいといえます。
口臭はデリケートな悩みのため、こちらの不安や気持ちに寄り添って話を聞いてくれるかどうかも大切な要素になります。
「よく分からないまま進むのは不安」という方は、疑問に納得できるまで答えてくれるかを見ておくとよいでしょう。
原因や費用、気持ちにもていねいに向き合ってくれる歯科医院を選ぶことが、安心して口臭に取り組む支えになります。
口臭外来に関するよくある質問
Q:口臭外来とは何ですか?
A:口臭の原因を専門的な検査で調べ、その原因に合わせて対処していく外来のことです。
口臭を数値で測る検査や唾液検査、口の中や歯ぐきの検査などを組み合わせ、原因を見極めて対処につなげます。
Q:口臭外来は何科で受けられますか?
A:多くは歯科や、口臭外来・口臭治療を行う歯科医院で受けられます。
口臭の原因の多くは口の中にあるとされるため歯科が中心ですが、全身の病気が疑われる場合は、内科や耳鼻科などの受診をすすめられることもあります。
Q:口臭外来の費用はどのくらいですか?
A:検査や治療の内容によって変わり、自費の部分が中心になります。
一例として初回の検査で2万円程度、再診で1万円ほどかかるケースがあるとされますが、歯科医院や内容によって異なるため、事前に確認することが大切です。
Q:口臭外来は保険が使えますか?
A:虫歯や歯周病の検査・治療は保険の対象になることがある一方、口臭測定や唾液検査などの専門的な検査は自費になることが多いです。
保険と自費の範囲は歯科医院によって異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
Q:気にしすぎかもしれませんが、受診してもいいですか?
A:もちろん受診して問題ありません。
検査をしても口臭がないのに気になってしまうケースもあり、口臭があるかを客観的に確かめられること自体が安心につながります。
気になる場合は、まず相談してみるとよいでしょう。
まとめ
口臭外来は、口臭の原因を専門的な検査で調べ、その原因に合わせて対処していく外来です。
口臭には、誰にでもある生理的口臭、病気が原因の病的口臭、思い込みが関わる心理的口臭などがあります。
口臭の原因の多くは口の中にあるとされ、舌の汚れや歯周病、唾液の減少などが代表的です[1]。
口臭外来では、問診や口臭測定、唾液検査、口の中や歯ぐきの検査などを組み合わせて原因を調べます。
費用は内容によって変わり自費の部分が中心ですが、虫歯や歯周病の検査・治療は保険の対象になることもあります。
病的口臭は原因となる病気を治療することで改善が期待でき、まずは原因を調べることがすすめられています[3]。
口臭が気になる方は、自分でできるケアを取り入れつつ、必要に応じて口臭外来で原因を確かめてみてください。
参考文献
[1] 厚生労働省 e-ヘルスネット「口臭の原因・実態」
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-07-001.html
[2] 公益社団法人 日本歯科医師会「テーマパーク8020 口臭」
https://www.jda.or.jp/park/trouble/index03_04.html
[3] 公益社団法人 日本口腔外科学会「口臭がひどい(口腔外科相談室)」
https://www.jsoms.or.jp/public/soudan/kouku/kousyu/
※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、医療アドバイスではありません。
治療に関しては必ず歯科医師にご相談ください。
※効果・効能の現れ方や治療経過には個人差がございます。
※歯科医師の判断により治療を受けられない場合があります。