2024/4/27
むし歯で困らない生活へ!
こんにちは。渋谷道玄坂の歯医者、アンデルト歯科・矯正歯科 渋谷 道玄坂通、歯科医師の若松怜子です。
皆さんが口の中でほとんどの方がご存じ、かつ恐れている病気…
それは虫歯なのではないでしょうか。
虫歯は、歯の構造が細菌によって徐々に破壊される病状であり、放置すると痛みや感染のリスクが増大し、最悪の場合は歯の喪失につながります。
早期発見と適切な治療が虫歯の進行を防ぎ、健康な口内環境を維持する鍵です。
虫歯の初期症状
虫歯の初期段階では、特に痛みは感じないことが多いですが、以下のような兆候に注意が必要です。
- 白い斑点: 歯の表面に白い斑点が現れることがあります。これはエナメル質のミネラルが失われ始めたサインであり、虫歯の最も初期の兆候です。
- 軽い敏感性: 冷たい飲み物や甘いものを摂取した際に、歯が急に敏感になる場合があります。これは歯の表面が少し溶け始めている証拠です。
- 微細な穴や凹み: 歯を見たときや触ったときに小さな穴や凹みを感じることがあります。これは虫歯が形成されている証拠です。
虫歯の治療方法
虫歯の治療法は、虫歯の進行具合によって異なります。
- フッ素治療: 虫歯が非常に初期の段階である場合、フッ素を使用した治療が効果的です。フッ素塗布は、歯の再石灰化を促進し、さらなる脱灰を防ぎます。これは歯科医院で行うことができ、フッ素バーニッシュやジェルが使われることが一般的です。
- コンポジットレジンによる充填: 虫歯が少し進行して小さな穴が開いている場合、コンポジットレジンという歯色の充填材を使って穴を埋めることができます。この材料は見た目も自然で、強度も十分に提供します。
- インレーやアンレー: もし虫歯が大きくなっているが、まだ歯の根まで達していない場合、インレーやアンレーというカスタムメイドのつめ物が適用されることがあります。これは、歯の大部分を保護し、さらなる破壊から守るためのものです。
- クラウン: 虫歯が大きい場合や歯の大部分が損傷している場合は、歯を削り、クラウン(帽子のようなもの)でカバーする必要があります。これにより、歯の形状と機能が回復されます。
- 根管治療: 虫歯が歯の神経にまで達した場合、根管治療が必要になることがあります。これは、感染した神経組織を除去し、その後で内部を清掃し、充填して封鎖します。これにより、歯を抜かずに保存することが可能です。
予防方法
虫歯の予防は日々の生活習慣に大きく依存します。
予防策としては、以下のものがおすすめです。
- 定期的な歯磨きとフロス使用: 1日2回のブラッシングと毎日のフロッシングは、プラークの蓄積を防ぎます。
- 定期的な歯科検診: 歯科医師による定期検診は、初期の虫歯を見つけ出し、早期に治療を行うことができます。
- バランスの取れた食事: 糖分の摂取を控え、健康的な食事を心がけることが重要です。
虫歯は非常に一般的な口内疾患であり、初期段階での対応が重要です。
適切なケアと予防策により、健康な歯を長持ちさせましょう。
アンデルトでは❝見える治療❞を心がけ、口から全身の健康を考えられる施設としてあなたをお待ちしております。
歯科医院・カフェ・ジムの共同施設「アンデルト」。心身ともに健康になること(Wellness)を目的とした施設です。 口腔環境を整え、体に良いものを食べ、適切な運動を行う。個別の目標に合わせたアプローチとコンディショニングを通して、一人ひとりの「なりたい自分」へ。自分らしく前向きに、自信をつけるサポートを行います。